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コラム
公開日: 2016-01-13 最終更新日: 2016-04-11
もっと坪単価の真実を公開!!
From 羽田博人
今回は、私がガイドブックで執筆した、注文住宅価格のカラクリの一つである、坪単価のカラクリの続きを書きます。
坪単価のガイドブックには1例として、建築会社がよく使う「延床面積」と「施工床面積」を使った坪単価を安く見せるカラクリを書きました。
そして、坪単価を安く見せるテクニックの見抜き方もお伝えしました。
そこで今回は、坪単価のガイドブックには書いてない、もっと新築の坪単価を確認する方法を書きます。
私も多くの相談を受けきた内容の1つとして、契約時の坪単価と最終の坪単価が違うご相談が多くあります。
例えば、友人の話やインターネットで住宅の価格を調べたりした時に、「契約後に細かい打ち合わせを始めると、追加工事が多く発生して、当初の予算から大きくオーバーした」とお話を聞いたり見たりしたことは有りませんか。
この話からも分かるように、新築の坪単価は、「契約前の坪単価」と「引渡しの時の坪単価」が、大きく違う場合があるのです。
一般的に、広告の坪単価や、営業マンが説明する坪単価は、打ち合わせ前の一番安い坪単価しか教えてくれません。
その理由は、いきなり本当の坪単価を話して、お客様に「この建築会社は高くて無理」と思われたくないのが営業マンの心理だからです。
お引渡し時の坪単価が重要
そこで、見学会で営業マンに坪単価を聞く時の質問方法をお伝えいたします。
質問の仕方は、いたって簡単です。
「お引き渡しした時の、最終的な平均坪単価を教えて下さい」と、営業マンに確認して下さい。
もし、確認しても教えてくれない場合は、契約前の坪単価とお引渡し時の坪単価が、大きく違う場合がありますので、ご注意して下さいね。
注文住宅価格の坪単価のカラクリについて、詳しい内容はガイドブックにも詳しく書いてありますので、宜しければご参考にして下さい。
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日本三ツ星工務店協会 代表理事 羽田博人
1969年岐阜市生まれ。幼いころから大工だった父親の後姿を見て育ち、学校卒業後は地元の中堅ゼネコンを経て、名古屋の大手住宅ディベロッパーに就職。その後父が経営する羽田建設の後継者として入社。有名設計士に教えを請い、優良工務店やさまざまな建築現場を見てまわるなど、研さんに励み、これまで住宅延べ150棟以上の建築を手掛ける。一級建築士や宅地建物取引士などの資格も所有。
一方で、羽田建設や日本三ツ星工務店協会の理念である「啐啄(そったく)」に基づき、「親子がともに学べる、心と心のふれあいの場を創設したい」と窪田貞三氏とともにマザーズリンクアカデミーを立ち上げ、現在は理事を務めている。
⇨マザーズリンクアカデミーのHP:https://r-mla.jp/
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岐阜市に事務局を構える「日本三ツ星工務店協会」は、住宅建築の世界で住宅建築の”正しい情報”を伝えることに尽力してきた羽田博人さんが「お客さまに安心と信頼を提供したい」と立ち上げた団体です。 その理念として掲げているのが「啐啄(そったく...
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