コラム

 公開日: 2018-07-02 

住宅会社が倒産!その後のメンテナンスは

リフォーム詐欺
From 羽田 博人

こんにちは。
羽田建設の羽田です。

新聞の記事に、中部の建設業の倒産が増加と書いてありました。
先日も名古屋市の欧倫ホームや5月に豊橋のRCハウジングが倒産しましたしね。

知人からも住宅の件で「建ててもらった住宅会社さんが倒産して、その後のメンテナンスが心配」
と言う相談もあり、今回はそれをテーマに書こうと思います。

セミナーでもお話をしているのですが、耐震性や断熱性は色々と検討される方は多いのですが、頼んだ住宅会社が倒産したら、と考える方は非常に少ないと感じます。

法人でも個人でも、倒産したり経営者がお亡くなりになったりします。

マイホームは、35年のローンを組んで、30年40年50年と暮らしていくのですから、長いスパンで考えるのはとても重要です。

そこで、住宅会社が倒産した場合でも、その心配、不安が少しでも解消できるように、住宅会社が倒産しても安心できる情報をお伝えします。



住宅会社が倒産、その時あると安心



住宅を造る時、多くの「構造図面」を作成して家づくりをしていきます。

また、工事中は決められた通りに工事がされているか、工事後も確認できるように多くの「工事写真」を撮影します。


ところが、この大事な「構造図面」と「工事中の写真」を、住宅会社からお客様が貰ってないお客様が非常に多いのです。

理由は簡単で「構造図面」と「工事中の写真」は、法律ではお客様に渡す必要がない書類になります。

その為、多くの方が「構造図面」と「工事中の写真」貰っていないのです。



ところがです。

住宅会社が倒産した時、「構造図面」と「工事中の写真」がとても重要になります。

何故、重要かと言うと、住宅が完成してしまうと家の構造等を確認する事ができません。
「構造図面」と「工事中の写真」があれば、筋交いや構造金物の位置、構造梁の太さや基礎の鉄筋等を簡単に把握することができます。

しかし「構造図面」や「工事中の写真」が無い場合、住宅の構造を把握する方法として、壁をはがしたり、費用の高い非破壊検査で、専門の会社にお願いをするしかありません。

住宅会社が倒産しなければ良いのですが、こればかりは分かりませんし、2019年10月から消費税が10%に上がった後に、住宅会社の倒産が増えるかもしれません。



住宅会社へは、知識を持って対処する



そこで、住宅会社を信頼して家づくりをしたら、どのような備えをしておくと良いのか、アドバイスをします。


これから新築住宅を建てるのであれば、長期優良住宅で建てる事をお勧めします。


長期優良住宅で家づくりをすると、今まで説明してきた、「構造図面」や「工事中の写真」の問題が無くなります。

何故かと言うと、「構造図面」や「工事中の写真」は、長期優良住宅で建てると法律で義務化されているので、引渡しの時に、全ての書類が貰えます。



「構造図面」や「工事中の写真」があれば、住宅の建て方や仕様(使用されている製品等)、過去の点検結果やリフォームの内容を把握することででき、効率的かつ的確な点検を実施できます。

不具合が発生した際に、使用されている製品の情報や建築時の情報があれば、原因を特定する際の参考になります。

そして、耐震改修や省エネ改修を検討する際には、図面や過去の修繕記録から現状を把握することで、必要なリフォーム工事の内容を効率的かつ的確に計画することができます。

また、売却時には、性能を示す資料やリフォームの記録、点検結果などの書類が保存されていることで、建物価値の適正な評価やスムーズな売却が期待できます。
以上のように、「構造図面」や「工事中の写真」が全て揃っていれば、もし数年後に住宅会社が倒産しても、他の住宅会社への引継ぎがスムーズになります。

今後の家づくりで、引渡し後の安心感も考えていくと、長期優良住宅を建てる事が、安心できる保証の1つになるのではないでしょうか。

長期優良住宅で建てない場合は、「構造図面」や「工事中の写真」が欲しいと言って、住宅会社から必ず貰うようにして下さいね。
言わないと、貰えない場合が多いですよ。


関連記事はこちら

詳しい住宅履歴情報の内容は、国土交通省のホームページをご覧下さい。
↓ ↓ ↓
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000001.html

倒産してからでは遅い
↓ ↓ ↓
http://hadablog.sblo.jp/article/183015557.html


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↓ ↓ ↓
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羽田博人 評判
羽田建設株式会社 代表取締役社長 羽田博人
1969年岐阜市生まれ。幼いころから大工だった父親の後姿を見て育ち、学校卒業後は地元の中堅ゼネコンを経て、名古屋の大手住宅ディベロッパーに就職。その後父が経営する羽田建設の後継者として入社。有名設計士に教えを請い、優良工務店やさまざまな建築現場を見てまわるなど、研さんに励み、これまで住宅延べ300棟以上の建築を手掛ける。一級建築士・宅地建物取引士・CASBEE戸建評価員・既存住宅現況検査技術者などの資格も所有。
⇒羽田建設 HP:http://www.hadanoie.jp/

一方で、羽田建設や日本三ツ星工務店協会の理念である「啐啄(そったく)」に基づき、「親子がともに学べる、心と心のふれあいの場を創設したい」と窪田貞三氏とともにマザーズリンクアカデミーを立ち上げ、現在は理事を務めている。
⇨マザーズリンクアカデミーのHP:https://r-mla.jp/

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一級建築士 羽田博人

岐阜県岐阜市水海道5-1-19 [地図]
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「日本三ツ星工務店協会」を主宰し、建築についての情報を発信。

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