コラム

 公開日: 2015-08-13  最終更新日: 2015-08-14

守山の家S邸 歴史を繋ぐこと!!その2

建て替え前の家にはもともと東西に貫く地棟と言う長い丸太がありこれで屋根を支えていました。
守山の家S邸既存の地棟

建て替えたこの家にも地棟があり、約16m(13m+3m)の丸太が東西に貫いています。西端の末口の方は約600Φあります。

守山の家S邸新しい地棟


築80年の住み慣れた家を取壊して4世代が住む新しい家を建てることとなったのですが、その家を支えてくれていた丸太を居間の吹抜け空間に使用しました。新しい家はその先祖が残してくれた丸太と新しい地棟、それを受ける330角の大黒柱とでしっかりと支えています。クライアントには先祖が守ってきた家を壊してしまったという申し訳ない気持ちもおそらくはあったに違いない、、、先祖を思い、いつもそれを感じていられる。新しい家での今後の生活においてそこに奥深い心の安定感や豊かさが得られると思います。

守山の家S邸ロフト
地棟を支える約7m、330角の大黒柱、居間からロフトまで突き抜けています。

守山の家S邸既存の梁の利用1
吹き抜けの天井にも既存の家で使われていた2階の床板兼1階の天井板を削り直し使用しています。
守山の家S邸既存の梁の利用2

住まいを計画し、建築として形にすることはそう簡単なことではないと感じています。その家族の個々のつながりや歴史、伝統も理解しなくては本当の住まいはできません。建築は単にモノではないのです。

アンドウ設計事務所 http://www.atelier-ando.com/

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